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みのいけ ひでお御影池 秀夫税理士
私は大工の父と、町田で110年以上接骨院を営んでいる家の母親との間に生まれました。父親はもう亡くなっていますが、頑固で口やかましく、子供時代は自分を押し殺して無口な暗い生活をしていました。今も暗いその面影を残していますが・・・。
母方は教員一家でしたので、この影響をうけ、教育業界以外は一切興味をもたない、ずっと偏った生き方をしてきました。昔は英語の教員になるつもりで、教職の単位を途中まで取っていたのですが、ある友人との出会いから放棄してしまいました。そこから人生は180度変わってしまいました。その後、会計事務所には入社しましたが、仕事そっちのけで、ボランティアで受験指導ばかりやっていました。その結果、これまでの教え子が延べ110人にもなる特異な税理士になってしまいました。私はと言えば、入社当時、毎日母親の入院見舞生活で試験勉強もしない会計人らしくない人間でした。回り道をしてきましたので反省することが今でも多いです。
私がこの業界に入った頃は、基本的に日本は高度成長しか知らない時代でした。会計事務所も大型パソコンしかない時代で、記帳代行が業務のほとんどの仕事でした。その後も順調に高度成長していましたが、時代はバブルを経験し、やがてそのバブルがはじけました。税理士業界も、高度成長が過去のものとなり、節税一本やりの時代は基本的には終わってしまいました。
バブル崩壊後、経済学者の言葉とは裏腹に一向に景気がよくならないので、何故だろうと10年程前から経済や金融に興味を持ち、その関係の本や雑誌を多く読んできました。特に金融では貸し渋りや貸し剥がしが何故起きるのかなど、昔徹夜でやった受験勉強の方法を取り入れ、図書館に通って銀行の雑誌を11年間読み続けてきました。ネット上でも政府系機関が発表する金融情報を欠かさず集め、全国の自治体融資も毎週深夜チェックを入れています。これらの情報は毎週私のブログ【みのさんの金融道場】で発信しています。
高度成長があったことも知らない世代が多くなり、日本の産業構造が劇的に変わっていく中で、中小企業の圧倒的多くがグローバル化した世界の中で淘汰され、資金繰りが詰まっていく。税理士も税務だけでなく、金融機関対策や経営の改善計画策定支援もしていかないと顧問料ももらえなくなる時代が来ていると認識し、改めて現在の経済や金融の重要性を感じています。これに本業の税務も磨きをかけ、より一層勉強していかないといけないと思っています。
これから体力的にも不安がありますが、受験勉強で鍛えた精神力でこの苦難に立ち向かい顧問先と苦労を共有したいと思っています。社長と1対1で話ができる、得意先企業のほうが会社の中に入り込めるので仕事もおもしろいし、好きです。
この性格を生かし、顧問先の難題に一緒に向き合って仕事をしていきたいと思っています。