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資格者紹介

清野 智江

清野 智江

せいの ともえ清野 智江
税理士

プロフィール
出身地
東京都文京区
最終学歴
法政大学経済学部
入社歴
平成13年
趣味
旅行、読書、絵画鑑賞

税理士を目指したのは、女性が仕事をしていくには何か資格も持っていた方がいいのではないかと考えたからです。そこで仕事をしながらでも取りやすい科目合格制を受験制度としている税理士試験があることを知り、税理士を選択しました。税理士の仕事がどのようなものかも知らずに税理士試験を受験していました。
さて、いざ税理士試験に合格して会計事務所に勤務して実務につきますと、税理士という仕事は大変なものだと思い知ったのでした。税務(法人税、消費税、所得税、相続・贈与税)は勿論、会計、民法などの法律知識等、覚えることが多いし、毎年税制改正があり大幅な知識の入れ替えが必要となります。またなによりお客様との関係作り、信頼関係を得るまでのコミュニケーション能力が大変重要なことも痛感しました。
税理士という仕事では、法人、個人のお財布の中身をみないと的確な判断ができないことも多く、こんなにも個人情報に接する仕事なのだとも実感もしました。それ故、顧問先からの信頼を得られないと仕事ができないと思ったものです。
顧問先との信頼関係は一朝一夕では作れないのですが、比較的早い段階で信頼を頂くことが多いのが、税務調査で立会いをしたときです。
税務調査は、法人を運営していると必ずあるものです。法人年数が長いと何回も調査を受けているものですが、社長などは、何回受けても慣れるものではなく、やはり嫌なものだと言われます。調査官によって調査手法や言動に違いがあるのですが、初めから脱税犯のような取調べ口調で強権的だったなどと言われる社長も多いです。
私が何年か前に立ち会った税務調査では、前職が国税庁の査察部で異動になったばかりの特別調査官と上席調査官の2名で来たことがありました。査察部の名残でしょうか言動が強権的で脅すような発言もします。午前中は強権的態度で横柄な感じでしたので、そのような発言・態度をする度に私の方から、その発言は問題ですと抗議をしていました。調査官もうるさい税理士だと思ったようです。それでもひとつひとつ、なるべく感情的にならずに論理的に抗議をしましたところ、昼食を挟んだ午後の調査では、強権的な発言・態度も若干緩和され、スムーズに調査が進むようになりました。午後4時には今回の調査の総括があり、もう1日調査に来たいとの発言もありましたが、私と社長と事前にそう言われた場合を想定して回答を準備していたこともあり、争点を整理して、1日の調査で終り、あとは電話、郵送などで処理をしていくということになりました。
その税務調査が終了後は、社長から自分の思っていたことをきちんと言ってくれたと満足して頂きました。今後調査が来ても心配いらないと信頼して頂いたようです。
税務調査は、社長(納税者)にとっても税理士にとっても、時間的・精神的なストレスとなることが多いのですが、そのような厳しい時こそ、納税者の権利擁護のために力を尽くせば信頼も得られるのだと今では思っています。