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第一経理ニュース

原水爆世界大会に参加して

原水爆世界大会in長崎 2011年8月7日~9日

 
   第一経理では「非核平和の会」が中心となって、毎年原水爆禁止世界大会へ代表を派遣しています。28回目の今年も、2人の代表を派遣しました。


 今回の世界大会の中で、原発問題に立ち向かう人々のお話を聞き、テレビや新聞では知ることができない強い思いを感じることができました。
 青森から来た発言者のお母様は、大間原発建設予定地の地権者でした。地域で最後の一人になっても原発の土地買収に応じず、ついには電力会社に建設計画の変更を余儀なくさせました。本来であれば平成22年に完成・稼働していたはずの大間原発は、計画変更により完成が平成24年までずれ込み、福島原発事故後には建設休止となっています。
 「“この土地と海があれば生きていける。原発なんて危険なものはいらない”と一人戦った母の後を継ぎ、今度は私があの土地を守っていきます。」と語る発言者の方へ、会場中から熱い拍手が送られました。
 震災後、全国の原発は安全確認のため全て停止されました。しかし、原発から利益を得ている企業・自治体により再稼働への動きが強まっています。福島に重大な被害をもたらした原発を、一部の人の利益のために簡単に再開していいのでしょうか?私たち個々人が原子力に関心を持ち、本当に必要なのか、利用して良いものなのかを判断し、意思を表していくことが必要だと強く感じました。
 核や原発について、もっとしっかり向き合わなければ。そう思うきっかけとなったこの大会に参加できたことは、私にとって本当に貴重な体験となりました。 

 池袋事務所 岩崎倫子(いわさき つねこ)

 

  
 長崎の街を歩き、昔の丸山辺りまで行くと、歴史を感じる風情ある建物が残っています。原爆投下前の長崎はこのような街並が続いていたのだろうと思いました。原爆は一瞬にして人の命と営みを奪いました。現在の長崎に至るまで、人々の並々ならぬ努力で復興したのだと感じました。
 今年は、東日本大震災・原発事故と大災害に、今なお苦しむ方々が大勢いる中での世界大会となりました。今回の参加で実感したことは、世界中がこの大震災に衝撃を受け、注目している事でした。ノーモア広島!ノーモア長崎!ノーモア福島!と皆が口々に訴えかけていました。
 特に印象的だったのは原爆投下時刻の黙祷でした。その時間、蝉の鳴き声しか聞こえない程静寂に包まれ、その場所でしか感じられない人々の強い想いが伝わってきました。
 天災を人の力で防ぐことは不可能でも、原爆や原発のような人災は人の力で防ぐことができると思います。そしてこの地球上で二度と原爆が使用されないように、声を上げ続ける必要があると思いました。今、命があることに感謝し、自分に出来る精一杯の努力をしていきたいと思います。

埼玉事務所 武内志穂(たけうち しほ)