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第一経理ニュース

―建設現場より― これが我々の底力だ!

  

天然無垢材を利用した住宅造りに着手

 





株式会社 宮前工建
代表取締役 高橋 康雄 

 

 今回よりこのコーナーでは、建設業に関わる様々な業者さんに登場いただき、業界の様子や建設不況といわれる昨今どのように会社として立ち向かっていられるかお話をいただきます。
 第一回目は木工事を中心に建築業を営んでいる株式会社宮前工建の高橋社長にお話をお聞きしました。

 

―具体的なお仕事内容、業界の様子をお聞きしてよろしいですか。

 

 仕事の割合としては鉄筋コンクリート造や鉄骨造などの建設業者の下請けとしていわゆる野丁場が7割くらい、木造住宅など町場仕事が3割くらいです。野丁場ではビル関係の内装木工事、学校、老人施設、マンションなどが最近は多いです。この野丁場の仕事は誰でも出来るわけではなく、人も大勢必要で、自信をもって取り組んでいます。私たちはゼネコンさんからの信用も大きく仕事が途切れることはありません。ただ受注額が見積もり額の大幅カットで「じゃあいいよ。他の所に行くよ。」という話になってしまい、とても厳しい中での仕事になっています。

  私は「現場での仕事が営業につながる。誰からも良く思われる。」と職人にいつも言っています。うちは営業マンというのはいないけれど、現場での仕事が営業につながると考えています。

 

―新しい取組みはありますか。

 

 「夢ハウス」という無垢材の木造住宅メーカーのシステムに参加、今までのやり方にプラスしてこれに取り組んでいくことにしました。このモデルハウスは、現在施工中で9月に完成予定です。これは天然無垢材を利用した規格住宅で、乾燥材は安価で「夢ハウス」から仕入れ、ノウハウの提供も受けます。

 これを基本に漆喰、白木、溶岩石、珪藻土(けいそうど)など提供し、自由設計で組み立てられます。天然無垢材を利用したものは、どうしても価格の面で高くついてしまい、これまで諦めていたお客様がずいぶんいらっしゃいました。

 実は私の自宅を20年前に建てた時、無垢材の板張りにしたのですが今も風合いも良く、非常に具合が良いわけです。これを何とか今よくあるオールクロスの一般住宅のような価格で出来ないものか考えてきました。そこで今回「夢ハウス」と出会い、これはいけると感

さいたま市の作業場で

じました。これを独自でやろうとすると非常に費用がかかってしまいます。

 もともと個人の戸建て住宅は年間数棟ペースで手がけていましたが、この不景気の中、天然無垢材を利用した一般住宅をどんどんお勧めし、良さは分かっているけれども価格等で諦めていたお客様に、また年配の方、若い方にもアピールしていきたいと思います。

(文責 池田健一)