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第一経理ニュース

だって○○士だもの

 

税理士  古賀 千尋

 
 池袋本社で税理士として働いている古賀と申します。皆様は税理士にどんなイメージをお持ちですか?入社前の私が描いていた税理士像は、事務所に閉じこもり、自分のペースで黙々と仕事していく…というようなものでした。
 そんな私の現在の仕事は、顧問先に出掛ける事から始まります。暑い日も寒い日も、ひたすら出かけます。1ヶ月のスケジュールは決まっているので、体調を崩して休みを取れば予定が狂います。お蔭様で、かなりの体力がつきました。 

 

ルーティンワークの内容

 では、外出した先で何をやっているのでしょうか。まずは、パソコン上でお客様の帳簿を一通り確認します。不明な点は領収書・契約書などの原資をあたります。そして、修正箇所や税務上問題になりそうな点を指摘し、その場で試算表を完成させます。これを私たちは「月次監査」と呼んでいます。私の場合は、これら月次監査に加えて分析資料を作成します。決算が近ければ、税額の試算も行います。
 作業の傍ら、経理担当者の質問に答えたりもします。質問の内容は多岐に亘ります。勘定科目などのシンプルな質問から、税務処理、借入相談、社会保険等々、中には持ち帰って調べないと分からないものもあります。一通りの作業が終わったら、試算表や分析表を使って、経営者の方に数字の報告を行います。このとき、数字のみの報告に終始しないよう気をつけています。外出した先で、何より求められるのはお客様とのコミュニケーションです。何気ないお話の中に、とても大事な情報が詰まっています。1ヶ月に1回の訪問ですが、作業に没頭するだけでなく、会話する時間を作るよう心がけています。

 

その他業務

  社内での私の役割は、全社員に税務情報を発信することです。必要に応じて、社内研修の講師も行います。また、グループ員(約6名で構成)が作成した税務申告書の点検や、新人の教育係をしています。点検には細心の注意を払います。ちなみに私はグループで紅一点ですが、丁重に扱ってもらえません。教育係の任務は、入社3年目までの社員に実務を教えることで、これを「OJT」と呼びますが、教えると同時にこちらが学ぶことが多いです。

 

資格者だと意識する場面

  所属する部署は税理士の比率が高いせいか、自分が資格者だと意識する機会は稀です。しかし、税務調査では、税理士であることを実感します。

 調査の連絡が入ると、まずはお客様にお知らせし、担当調査官と電話で日程交渉を行います。お客は、「調査」ときくだけで緊張される方が殆どです。何も悪いことをしていなくても不安になるものです。調査は、簡単に終わることもあれば、見解の相違で揉める事もあります。そんなときは、手を尽くして是認を得られるよう粘ります。調査が無事に終わった後は、お客様との絆が強くなったような気がします。調査の経験はまだまだ浅いですが、調査に強い税理士を目指していきたいと思います。

 税理士という仕事は、私が当初思い描いていたものとかけ離れていましたが、机の上だけで完結できる仕事ではないからこその苦労もあれば喜びもあります。この仕事は資格を取れば一人前というものではなく、日々の勉強の積み重ねで成り立っています。これからも、お客様に頼られる税理士になれるよう日々精進していきたいと思います。