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第一経理ニュース

放言三昧

 劇団俳優座1月公演「カラマーゾフの兄弟」を観ました。
 ドストエフスキーの最高傑作と言われる小説の戯曲化です。
 父親殺しという事件を中心に、親子、兄弟の葛藤、激情と再生の物語です。
 信仰、死、国家、教会、児童虐待など、光と闇、汚辱と高潔さを交差させながら、魂の救済を求めて煩悩する、人間とは、生きるとは…。
 昨年3・11の未曾有の大震災と広がり続ける放射能汚染、その放射能という悪霊と対峙する中、「カラマーゾフの兄弟」は、重なるところがあり、このところマンネリ気味の演劇鑑賞でしたが、久々に感動しました。
 初演は、18年前35歳の時。独身で時間はたっぷりあり、分厚い3冊の新潮文庫を読み、鑑賞に臨みました。
 再々演の今回は、めでたく結婚でき、小学校の子供が2人、重い住宅ローンと共に、十字架を背負って生きている、余裕がない中での、観劇となりました。
 自分も年を取り、劇団のベテランも鬼籍に入られた方々が多く、次代を担う、中堅、若手中心となって来ています。
 劇団は、2年後、創立70周年となり、後援会の運営委員としても、どのような記念行事を計画するか楽しみなところです。
 15年又は20年後の再々再演時は、かみさんとのんびり鑑賞したいと思います。
 こう考えると人生は、長いようで短い。
 光陰矢の如し。   (愛果)