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第一経理ニュース

三十条の言い分



 野田内閣は、大飯原発3、4号機の再稼動を猛スピードで急いでいます。福島第1原発事故の原因究明もなされておらず、安全対策も整備しないまま進めようとしています。ストレステストをテコに大飯原発の再稼動を狙っていた野田内閣。しかし、原子力安全委員会の斑目委員長さえも「原発の安全性を評価するには不十分」とのべました。そのため今度は“即席”の安全対策基準をつくったのです。その内容は、①地震、津波による全電源喪失を防ぐ対策をとる。②福島第1原発のような地震、津波でも核燃料の損傷にいたらないと国が確認する。③電力会社が中長期的な実施計画を示す。問題は③ですが、それは単に電力会社が「実施計画」を示すだけでよいとしています。

 枝野経済産業相は電力の供給について、「楽観論に軽々にくみしない」「日本産業の屋台骨を揺るがす可能性が大変大きい」と国民を脅かしました。しかし、いま浮き彫りになっているのは、あれだけの悲惨な事故のあとでも原発の安全神話の楽観論にくみし、再稼動ありきで国民を危険にさらす無責任な政府の姿です。

(千)