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第一経理ニュース

三十条の言い分

 

 

 誰もが楽しみにしていたゴールデンウィークに痛ましいバス事故が発生しました。路線バスの半額近い料金で運行するツアーバスは規制緩和により利用者が2010年には600万人まで急増しました。しかしその裏では競争激化による経費節減のため、運転手に対し過酷な条件での運転が強いられているのです。人命を預かる仕事をしている企業が、安全よりも利益を優先した結果です。

 競争さえない電力会社はどうでしょう?福島ではいまだに自宅に帰れず避難所暮らしをしている方が10万人もおり、将来に絶望し自殺する人も後を絶ちません。目先の経済を優先し、安全の保障もないまま原発を再稼働させるというのは、本末転倒ではないでしょうか?慶応大学の金子勝教授は近著『原発は不良債権である』の中で、再生可能エネルギーへの転換を訴えています。環境エネルギー革命により新しいインフラが必要になり、様々な産業が登場し経済に広範な影響を与えると言います。同感です。

 昨年夏の電力不足の際、私たちは様々な努力と工夫をして乗り越えることができました。日本人には逆境をみんなで力を合わせて乗り越える素晴らしい国民性があります。国民を信じた政策の実現を望みます。

(広)