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第一経理ニュース

放言三昧

 幼い頃に読み感動したお話は、大人になっても忘れられないものです。教科書に載っていた「ごんぎつね」を、ふと思い出しました。この物語の中には、月明かりの夜道や彼岸花、里山…日本の景色が彩り豊かに描かれています。

 先日、こんな話を聞きました。今の子供たちは「昔話」を聞いても、想像をする事が出来ないというのです。想像の物語は、ドラマ等の映像として見る事ができるためという見解があるようです。また、ゲームの影響も大きいようです。しかし、それだけが理由なのでしょうか。

 ここ数年、四季の移り変りが急激です。寒暖の差を繋ぐ穏やかな季節は、ほんの一瞬です。また、昔話に登場する様な里山も今では珍しいものです。春の花の香りや実りの季節の稲穂の香り。四季を感じる機会も少ない様に思います。日本の四季、自然と共存した人の営みが失われている事に寂しさを覚えます。

 描かれる風景からも、心情が読み取れる日本の昔話。現在の日本しか知らない子供たちが、その情景を思い浮かべる事は、確かに難しいのかもしれません。

 今の子供たちが大人になった時にふと思い出すお話はどんなものなのでしょう…。

(田舎育ち)