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第一経理ニュース

ただいま努力中

街中の時計店ここにあり


 

 

 

 

有限会社 スガヤ時計店   

菅谷 宏 氏 ・ 菅谷 鉄郎 氏

 

 

 いい物を修理しながら長く使い続ける。そして次の世代に引き継いでいく。そのために少しでもお役に立ちたいと奮闘する時計店があります。さいたま市で50年以上時計店を続けるスガヤ時計店の父・宏さんと息子・鉄郎さんにお話を伺いました。

 

 

―お仕事を始めた頃からの様子を教えていただけますか。

 

 父が大宮駅前で時計屋をやっていたこともあり、私も学校を卒業すると近くの時計工場に働きに出ました。そこで腕時計の修理などの技術を学びその後、父と一緒に働くようになりました。

 今の仕事は点検・修理のオーバーホールが中心です。お客さんは、電池式さらにデジタル時計の台頭で、修理してまでという方が次第に減ってしまいました。数十万円もする機械式の時計より千円のデジタル時計の方が正確ですからね。私が仕事を始めた頃、時計の修理ができる職人はたくさんいましたが、今では本当に貴重な技術になってしまいました。

 現在は、部品集めに苦労することがあります。パーツを提供してくれない海外の有名メーカー、日本のメーカーでも時計製造をやめてしまったところがあり、古道具屋さんをまわって部品を集めたりもします。

 この店にも柱時計の部品で、いつ使えるかわからないものが結構ありますよ。

 実はもう少ししたら、店をたたんでと考えていましたが、息子が一緒にやるようになったので、できる限り頑張ってみようと考えています。

 

―息子の鉄郎さんは1級時計修理技能士の資格をお持ちだそうですが。

 

鉄郎 数年前に資格を取りました。街中の時計店としては珍しく、資格を持っている方のほとんどは時計メーカーに勤務しています。メーカーの方は自社製品の修理が出来れば良いのですが、私たちはあらゆるメーカーの古いものから新しいものまで修理しなければなりません。そこが苦労でもあり、やりがいでもあります。身近にいる先輩(父)は大きな存在でした。

 祖父と父に続き、私もやっぱり時計が好きなんだと思います。機械式の時計の裏蓋を開けて見ると小さな部品が一生懸命に動いているんですよね。プレッシャーはありますが、この仕事を選んで本当によかったと思っています。

 

息の詰まる細かな作業

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 6月10日は日本初の時計が鐘を打った「時の記念日」です。スガヤ時計店さんでは「610円」で電池交換ができるキャンペーンを期間限定で実施していました。皆様も机の奥にしまわれてある古い時計を思い出して、新たな時を刻ませるご相談を、されてみてはいかがでしょうか。

(文責 嘉松毅一郎)

 

ホームページ     http://www.sugaya-tokeiten.com/