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第一経理ニュース

建設現場より 「これが我々の底力だ!」

“凍結”で挑む配管リニューアル工事のサポート

 

 

 




有限会社 アイスコンフォート
代表取締役 北出 一成 氏

 

 今回登場をお願いしたのは、さいたま市中央区で配管凍結工事を営む企業です。独自な工法を持ち、日々の研究と豊富な経験で顧客の信頼を得ています。堅実経営により、本年4月で設立10期を終えました。

 

―御社の具体的な事業内容を教えていただけますか

 

 配管工事をスムーズに行うことのサポートが、私たちの仕事です。配管のリニューアル工事を行う際には中に通っている水を一時的に止めるか抜くことが必要となります。ところが、当てにしていた既存のバルブが効かない、有るはずの分岐バルブが無い、水抜き水張りの時間がかかりすぎて工事時間が足りない、などのことが多々おこります。そのような時はバルブの代わりに配管内部の水を一部分凍結させて水を止める。これが配管凍結工事です。この工法により、断水や水抜き時の様々なトラブルを軽減できます。 具体的には①凍結させたい配管の任意の場所に発泡スチロール容器を設置し、②液体窒素を発泡スチロール容器内に配管が浸かるまで注ぎ入れ、③気化してなくなる分の液体窒素を凍結完了まで継ぎ足す、という作業を行います。こうして箇条書きにすると凍結作業は大変シンプルですが、目に見えない配管内部の氷が水圧に耐えられるぐらいしっかり凍結するのを判断するので、確かな技術と豊富な経験が必要とされる難しい作業です。

 

―この工法を採用することでお客様にはどのようなメリットがあるのでしょうか

 

液体窒素で凍結中

 一棟のビルには、トイレやパソコン、空調設備までが数多くあり、これらを正常に機能させるために飲料用・消火用・冷却用・暖房用などのあらゆる配管があります。一部の補修箇所のためにビル内の広範囲な配管の稼動を止めることはできません。しかし、この工法を採用することで、断水範囲をきわめて限定的にすることができます。また、配管工事や復旧の時間短縮にも寄与します。他の工法に比べ、コスト面では必ずしも有利とは言えませんが、こうした面が高く評価されています。

 

―今後の展開をお聞かせください

 

 昨年は震災の影響で業界全体の仕事が止まりました。私たちもそうでした。しかし、昨年末あたりから徐々に通常通りになってきました。現在、四十歳の社員が二名、三十九歳と二十八歳がそれぞれ一名。私を含めて五人で現場を担当しています。ベテランの三人は顧客の信頼を得ていますし、若手も一生懸命仕事に取り組んでいます。今年はさらに若手を一人採用しようと、具体的に動いています。

 大手の空調設備や衛生設備の会社からも直接仕事を頂いております。大手との取引が信用となっているようで、そこでの実績が新たな受注につながっています。仕事が終わってお客様からねぎらいや感謝の言葉を頂くことがあります。私たちの仕事がお役に立った証と思っています。これからも、従業員とともにこの喜びを共有したいと思っています。

(文責 舟橋昇志)

 


有限会社 アイスコンフォート 
HPアドレス http://www.icecomfort.jp/