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第一経理ニュース

青経塾レポート

第3回 青経塾 一泊研修旅行
「いい会社」とは何か ―伊那食品工業訪問―

 

 

 伊那食品はテレビ東京放送のカンブリア宮殿など、数多くのメディアに取り上げられています。こちらの会社の魅力は「いい会社をつくりましょう」という経営理念をお持ちだということです。第3回目となる青経塾では会社訪問を行い、経営について学ぶとともに若手経営者同士の親睦を深めました。

 

 

伊那食品の取り組み

 伊那食品の取締役丸山氏に約2時間程講演して頂きました。冒頭に「企業は継続しなければならない」というお話がありました。「どんなに盛況な企業も変革をしていかなければ、技術革新の流れによって30年を待たず衰退していきます。50年先100年先まで考えて、備えていくことが企業を継続していくためには必要です。」
 伊那食品は企業継続の取り組みとして、主に2つの点に力を入れていました。1つは寒天食品の研究開発。2つ目は観光立国となることです。

東京ドーム3つ分の「かんてんパパガーデン」

東京ドーム3つ分の「かんてんパパガーデン」

 「これからの日本を考えると人口は減少し、国内消費も減少していきます。国内からも国外からも、人が集うような観光立国となっていく必要があるのです。施設を持てば維持するための雇用が生まれ、そこに住む人が生まれ、消費者が生まれます。」
 本社と研究施設を備えた、かんてんぱぱガーデン内は飲食店や直売場を設け、湧水の汲み場の無料開放などもしています。研究開発と、観光地と見まごうばかりの施設を有するかんてんぱぱガーデンに、伊那食品の変革していくという強い思いを感じました。

 

「いい会社」とは何か

 講演の中で印象的だったのは「人」に対する思いの強さです。社内環境の整備など様々な取り組みの中、特に印象深かったのは、社員旅行の参加者がほぼ100%となっていること。旅行先は従業員が決めて毎年行っているそうです。
 福利厚生を充実させると同時に、社員教育にも非常に熱心に取り組んでいました。月に一回必ず全社員を集めて社長の話を聞き、その後分散会の形式で勉強会をしています。その内容の根本は「立派な社会人」となること。立派な社会人とは「人に迷惑をかけない。」これにつきるとのお話でした。
 「社会人としての人間力の形成のために、経営が知らしめていくことが大切なのです。社長が直接伝え、社員が同じ方向に向かっていくことで大きな力になります。機械は100%までの成果しか生み出しませんが、人が集まると100%を超えた成果を生み出す可能性があるのです。」会社は社員のため、社員は会社のために。
 伊那食品にとっての「いい会社」とは、お客様だけでなくそこで働く社員も幸せを実感できるような会社なのです。

 

講演後の親睦会

 講演終了後は懇親会やそば打ち体験をしました。勉強会だけでなく、一緒の時間を共有し取り組むことで、若手経営者同士の親睦も深まる有意義な研修旅行となりました。 

 次回の青経塾も若手経営者の経営のヒントとなる企画を開催致します。今回の記事で青経塾を少しでも気になったお客様はぜひ奮ってご参加下さい。

(請園 直之)