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第一経理ニュース

三十条の言い分

 

 

 戦後70年のこの夏、私たちは「平和とは何か」を考える大きな課題を投げかけられています。日本は先の大戦以後、一度も戦争をしたことはないし、戦死者も出したことがありません。では、今の日本は平和なのか。
 「積極的平和」を60年代に提唱したノルウェーの平和学者ガルトゥング博士がこの8月来日しました。博士は、単純に戦争のない状態を「消極的平和」とする一方、貧困や差別などを積極的な暴力ととらえ、これらのない社会状況を「積極的平和」と定義しました。博士の定義はその後、世界の平和研究に大きな影響を与え、平和学の確立につながったと言います。
 安倍首相は「積極的平和主義」を唱えていますが、その意味は似て非なるもの。積極的に平和を守るために戦争ができる国にするというのがその中身です。安倍首相は、70年談話で「不戦の誓いを堅持」といい、かたや「戦える国」を目指す戦争法案を何が何でも国会で成立を狙っています。本心はともかく国民の声が「戦争をしない」という談話に変えさせたのです。
 国民ははっきりと意思表示しています。真の平和を希求する国でありたいと。     

 (紫)