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第一経理ニュース

第3回 青経塾報告

モノづくりの原点を知る!!
   ~世界最高水準の製鉄所とそれを支える人材について学ぼう~

 

p7-左 鉄鉱石  右 石炭

左 鉄鉱石  右 石炭

 第三回 青経塾は「モノづくりの原点を知る」というテーマで、JFEスチール株式会社 東日本製鉄所に行ってきました。
 最初に会社概要、製造プロセスの説明を受けました。鉄鉱石と石炭のサンプルを参加者全員にプレゼントとして頂きました。
 今回の千葉地区内の工場で作られる鉄は、主に薄さを重視したもので、飲料缶、冷蔵庫、車両等に使われるそうです。薄く、美しく、強い鋼を日々追及しているとのことです。
 飲料缶に印字されているスチールマークの右上に、小さな印があります。その印が、高品質のスチールであることを証明するマークなのだというお話がありました。その小さな印に、誇りと自信を感じることができました。
 その後はいよいよ製鉄所の見学です。ヘルメット、防弾メガネ、マスク、トランシーバーを装着し、説明を受けたスチール研究所から、バスで約10分間の移動。そこに世界最大規模の製鉄所がありました。それはまるで映画の世界で見るような赤茶色の構造物で、圧倒的な存在感でした。その製鉄所のシンボルは「溶鉱炉」です。
 溶鉱炉では、1,200度の熱風と酸素を吹き込み、鉄鉱石を溶かします。不純物は上に、重さのある鉄分は下に溜まります。この「銑鉄」を転炉というところに流し込み、さらに不純物を燃やし、強い鋼を作ります。
 工場内は薄暗く、鉄鉱石の粉によって、茶色に染められていました。この一色に染まった世界の中で、大きなサイレンが鳴り響きます。大迫力の炎と火花、金属が焼けるにおいと、遠くからでも感じる熱に、ただただ感動するばかりでした。普段なじみ深いスチール缶、家電、車の材料がどのように作られているのかを、改めて認識する良い機会となりました。
 参加者は製鉄の様子を食い入るように見つめ、話に聞き入っていました。素朴な質問から、建設業従事者の方からの専門的な質問など、皆様熱心な様子でした。
 また、自動化の進んだ工場内は必要最低限の人員で稼働しています。
 自動化が進む中でも、技術の継承のため、若い世代の育成に取り組んでいるとのことです。現場の環境改善、人事育成のカリキュラムを取り入れ、将来の製鉄現場を担う人材の育成に日々取り組んでいます。
 工場外観及び工場内は、情報漏洩を防ぐため、全面撮影禁止となっており、皆様にお見せできないのが残念です。実際に肌で感じることをお勧めしたい見学会となりました。

 次回青経塾は、定例一・一会青経塾分科会になります。テーマは「埋もれた人材の発掘」です。
 皆様の参加をお待ちしています。

(神谷友美)

p7-集合写真