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第一経理ニュース

てんがん鏡

12月の申告から

グループ風林火山

 

飲食業 「女性客の心は、アクセサリーでつかめ。」

 
 東京調布でショットバーを経営するP社。ハワイをイメージした親しみやすい店舗造りで学生やサラリーマンに人気だ。
 そもそもお店作りにあたり、地域の人達が気軽に集まれる場所を提供したいと言う思いからこのスタイルを考えた。
 店舗の雰囲気だけでなく、お酒の提供の仕方にも一工夫している。お酒をショットで切り売りしながら立ち飲みをするスタイルで、来店客には、たまたま隣あった客同士、気軽に話ができたり、色んなお酒が楽しめると人気を呼んでいる。
 お店は夜からの営業だが、昼時間はアクセサリー類の小物の販売店も手掛けるなど、無駄のない店舗運営も行っている。
 最近、お昼に取り扱っている小物類〔指輪、ブローチ等〕をガラス張りのカウンターの中に置き、酒類と同時に販売を始めたところ、これが女性客の人気を呼び、これまでは男性客中心だったお店の客層が広がり固定客が増えてきている。

 

製造業 「ものづくりの原点」

 
 80年代後半頃から日本企業はさらなる原価低減のため、製造拠点を海外に移してきた。その中にあって、日本製の絶対的信頼感を武器に海外から受注を取り戻した企業がある。
 ドラム缶に封をする際に使用する封緘機(ふうかんき)を製作するY社である。
 兄弟二人で会社を切り盛りする小さな会社だが、技術には確かなものがある。
 当然のことだが、封をするのにわずかな隙間も許されない。一度、取引先は中国など海外製を試したこともあった。しかし、製品のいくつかに隙間が出来るため、結局使えなかったそうである。
 封緘機やその関連製品を作る会社は、今ではだいぶ少なく後継者不在で会社をたたむことも多い業界だ。
 「二人なので受注がたくさんあっても全ては受けきれない」と照れながら笑顔で話す社長。
 ひたむきに旋盤と向き合う二人の姿に、ものづくりの原点を感じた。

 

● 十二月申告企業を振り返って

 

てんがん表 
 12月申告企業は54件(対象外業種、前年データのないものを除く)でした。黒字企業の割合は8割近くとなり、前年を上回る結果となりました。また、今期の黒字企業の8割が連続黒字となっています。

 また過去5年の推移表にあるように、2015年度は黒字企業の割合が66%と微増の結果でした。また、連続黒字企業も増加ました。しかし、業種を個別にみると2014年に特に伸びた建設業と卸・小売がややポイントを下げました。また、2015年度において前期より売上が伸長した企業は全体の56%でした。

 TDBによる1月の景気動向調査によると、年初からの日経平均株価の下落や生産活動の停滞に天候不順も加わり、国内景気は悪化しているとしています。また、今後の国内景気は、中国経済の減速や資源国経済の低迷など海外を起因とする不安材料は多い。今後の景気は、生産や消費に下振れ懸念があり弱含みで推移するとみられるとのこと。