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第一経理ニュース

てんがん鏡

八月の申告から

グループ風林火山

 

サービス業 「いつも心に音楽を。」

 港区赤坂でライブハウスを営むI社。前オーナーの「店をもっと良くするには、若い人の感覚が必要だ」との思いを受け止め、店舗の営業権を譲り受けた。地下2Fから地下1Fへかけて吹き抜けになった店内は、迫力ある音楽空間となっている。
 「良い音楽はいつも心を豊かにする」という社長の思いから、出演ミュージシャンや曲の幅も広くなり、ジャズ、歌謡曲やクラシックの演奏も増えてきている。
 ライブハウスとしての良質な音響設備が整っていることから、「ここでなら演奏したい!」と破格の報酬で演奏してくれる有名ミュージシャンもいるとのことだ。そのためにも音では負けない環境の維持は絶対に欠かせない。アンプやミキサーなどの購入・修繕にかなり費用がかかり経営的には大変だが、ミュージシャンでもある社長にはそこは譲れない。
 現在4期目のI社。音楽を愛する人たちに心から喜んでもらうため、今日も努力を惜しまない。

 

建設業 「現場ファースト」

 江戸川区で設備工事の設計施工監理を営むS社。毎期社員を増やし、業績も順調に伸ばしている。品質の高さが安定的な現場の確保につながっている。
 社長の信条は「現場ファースト」。最終責任者は社長自身だが、基本的に、その現場を担当する社員に託している。自身で現場における全てを担うことで、経営者としての感覚を持てるようにする教育方針だ。
 また、社員だけでなく、仕入業者・外注先も非常に大事にしている。やはり同社への信頼関係は厚く、それがいい仕事、高い品質へとつながっている。
 一方で、社内の労働環境の整備や福利厚生も充実させ、社員の満足度も高い。年代は様々だがチーム一丸となっている。現場を重んじる精神と、関係づくりや人財育成、社長のリーダーシップが同社のエンジンだ。
 年末にも新しい社員を迎える予定。今年度、会社として更なるステージに進んでいくことを期待せずにはいられない。

 

建設業 「人こそ自社の強みだ」

 さいたま市で熱絶縁工事業を営むY社。
 ロックウールの吹付加工というかなりニッチな仕事で専門業者は全国的に見ても少ない。Y社の主要取引先は業界トップシェアの会社だが、Y社の6班体制という規模はその協力会内でも最大級である。
 リーマンショックや震災時には受注が激減し、職人さんの給与までも借入で賄わなければならないほど業績が落ち込み、資金繰りも悪化した。それでも社長は、自社の強みは人であるという信念を曲げず規模を縮小することなく雇用の維持にこだわった。
 最近、受注増加に対応できる体制を維持し続けた結果が目に見える形で表れ、急激に業績・資金繰りが回復した。
 今後は事業継承が大きな課題であり、社長の悩みは尽きない。

 

8月申告企業を振り返って



てんがん表

 8月申告企業は108件(対象外業種、前年データのないものを除く)でした。8月申告企業の黒字割合は、前年よりやや減少しましたが、6割を超えています。また今期黒字企業のうち8割が連続黒字を計上しています。
 帝国データバンクの景況調査による9月の動向は、「前月の天候不順による落ち込みからの復調したことや住宅投資が下支えとなり持ち直した」とのこと。今後の景気については、「徐々に上向きの兆しが表れてきたものの、当面は横ばいで推移」としています。