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第一経理ニュース

三十条の言い分

 

 

 今年も師走を迎えました。後の時代に2016年はどのような年として位置づけられるでしょうか?イギリスのEU離脱、日銀のマイナス金利の導入、重度障害者の殺傷事件、トランプ氏の次期アメリカ大統領就任等々、それまでの常識では考えられない出来事が多発しました。
 今や世界を瞬時に移動する金融資本が国家よりも強大な力をもち、一国の力では対抗できない時代へと突入しました。一部の超富裕層に富が集中し、先進国では中間層が没落、新興国では中間層そのものが形成されません。その結果がポピュリズム(大衆迎合主義)や反グローバリズムを生み出したといえるでしょう。そして「不寛容社会」という言葉が生まれたように、自分と違う価値観を受け入れない、少数派や弱者を攻撃するという風潮が広がりつつあります。その先にはファシズムや戦争の危険を感じざるをえません。
 金融至上主義からの脱却と、みんなが幸せになるために世界が手をつなぐ契機となった年となることを望みます。皆さん、どうか良いお年をお迎えください。

(広)