• 【東京・埼玉で税理士事務所をお探しの方へ。第一経理は中小企業の皆様に、身近でかけがえのないコンサルタントとして60年超の実績があります。】

第一経理ニュース

保険マイスター

保険マイスター 吉澤 由美子(FP事業部)

 

 

保険マイスター石田さん1

 

 : 今回改正があった個人型DCとは何ですか?

 

マイスター : 個人型DCは、金融機関や金融商品を自分で選び、自分の責任で運用していくもので、運用次第で将来受け取れる金額が変わってきます。掛け金は5,000円/月から始められ、60歳まで払込み、60歳以降70歳までの間に一時金もしくは年金として受け取ります。
 
これまでは自営業や学生、企業年金のない会社員しか加入できなかったのが、この1月より専業主婦や公務員、企業年金のある会社員も対象となり、20歳~60歳未満までの全ての方が加入できるようになりました。この改正に合わせ、個人型DCはiDeCo(以下イデコ)という愛称になりました。

 

 : イデコ加入手続きは1人でできますか?

 

マイスター : 公的年金の加入者区分や会社の年金制度によって掛け金の上限が違うため、会社勤めの場合には必ず会社に届け出て、書類を記入してもらう手続きが必要になります。また会社側でも加入時だけでなく、毎年確認書類が送られてきますので、手続きをお願いします。掛け金は給与天引きが原則とはなっていますが、会社での事務手続きが困難な場合には個人口座からの引落しを選択すれば大丈夫です。

 

森 : イデコのメリットは何ですか?

 

マイスター : 大きく3つあります。

①支払った掛け金の全額が所得から控除され、所得税や住民税が節税となること。

運用して出た利益が全額非課税となること。(通常は20%課税)

受取時も大きく税金の控除が受けられること。

 これは公的年金制度が少子高齢化で先細りになり、制度の矛盾、不公平感が叫ばれている中、税を優遇することで、個人の自助独力で老後資金を備えてもらおうという狙いで国が作ったものです。

 

 : イデコのデメリットはなんですか?

 

マイスター : 積み立てたお金を60歳まで引き出せないことです。例外として死亡および高度障害になった場合や、震災によって多大な被害を受けた時は引き出せますが、それ以外は引き出せません。途中で掛け金の払込が厳しくなった場合、払込を止めることはできますが、口座管理手数料(約4,000円/年)は取られます。税が優遇されるからと言って無理な金額を掛けるのは禁物です。
 65歳でリタイアした場合、その後20万円/月で生活するとして、老後に必要なお金は平均余命から20万円/月×20年=4,800万円。場合によっては医療費や介護費がさらに上乗せされます。この金額から収入として入ってくる公的年金や退職金との差額を個人で準備していく必要があります。
 ライフプランニングをして必要な老後資金を計算し、毎月いくらイデコに割り振るのかを検討した上で始めるのが効果的です。

 

保険マイスター石田さん2

 保険マイスター表