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第一経理ニュース

本のひととき

 

p9-本 『どアホノミクスへ最後の通告』   
     著者:浜(はま) 矩子(のりこ) 氏

 

 第一経理 北村 康生

 どアホノミクス・・・何ともすごいネーミング。これが売れているのだから、疑問を持っている日本国民も多いのだろう。経済の本なので、聞き慣れない用語がたくさん出てくる。これを判りやすく、解説を加えながら進んでいくので理解しやすい。内容は辛辣(シンラツ)だが、初心者でも読める。
 「国家は国民のために尽くすサービス業者であるはず、この関係が完全に逆転してしまい、国家を支えるために国民が資金を提供する格好になってしまっている」ことを憂い、アベノミクスを切っていく。「チームアホノミクスが日本のGDPを大きくしたがっているのは、日本の国民を幸せにしたいからではない。軍備増強を進めたいから。この下心が、全てを狂わせる」と展開。以前お聞きした講演では「アホノミクスは全面的に否定しないと(戦前の)大日本帝国にもっていかれる」と痛烈に批判。なんとも恐ろしい話だ。
 更に世界に目を向け「世界の危機の行方」(イギリスのEU離脱問題、アホノミクスとトランプ現象の類似性など)、「危機の真相を探る」(マイナス金利、移民問題など)と盛りだくさん。一読されては如何ですか?アベノミクスの見え方が変わるかもしれませんよ。