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第一経理ニュース

第1回 青経塾レポート

探索!三富今昔村 ~石坂産業株式会社の循環型社会への取組み~

 

p5-集合
 4月14日、石坂産業株式会社の見学会を開催しました。昨年の一・一会記念講演で好評だったこともあり、青経塾初参加の方もいらっしゃいました。講演で聞いた内容が実際に見学できるという事で、期待に胸を膨らませながらシャトルバスに乗り込みました。
  

産廃業者を理解してもらうために

 石坂産業株式会社では産廃処理業の中でも主に建築関係の産廃引受けを行っており、業種別の排出量の中では2割程のニッチな顧客層を対象としています。受入れた産廃の再利用率は驚異の95%となっており、工場内の各工程では重機や人の手で細かく分別作業が行われていました。
 見学コースを回っていくと、あることに気が付きます。それは近隣への配慮をとても意識した工場となっていることです。先代の頃のダイオキシン問題により、マスコミの追及は厳しく、風評被害が根付いてしまいました。2代目の現社長が引継いでから、粉塵が近隣に散らないように処理工場を建屋内に収め、トラックの搬入口では散水をし、防音の壁を設置するなど様々な配慮がされました。地域に根差し、地域の方に理解してもらえる企業となるために、100年先を目指した事業運営が行われていました。

 

三富今昔村とは

 敷地の9割を占める緑地では、里山と生物の保全活動を行うとともに、飲食店や小売店もあり、テーマパークのようになっています。見学者一同、産廃会社に見学に来たことを忘れてしまうほど、完成度の高さに驚きました。三富今昔村の名前の由来は下富、中富、上冨の3つの「富」から付けたもので、商標登録もしています。埼玉県の観光雑誌にも掲載されるほどとなっており、地域から愛される事業となる取り組みがありました。

 

見学会を終えて

 迷惑産業と言われる産廃処理業が地域に必要とされる会社となるには並大抵の事ではなく、地域への配慮からサービスの提供に至るまで、きめ細やかな事業コンセプトがあると感じました。自社で一貫して行うことで、社員の意識も高く、熱意を持って役割に就いている印象を受けました。参加者の皆様にとっては驚きと感銘を受けた見学会となりました。

(請園 直之)

 

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