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ただいま努力中

真に望まれるサービスを目指して


 株式会社奏介護支援サービス  代表取締役 齋藤 紀夫 氏

 さいたま市別所でデイサービス事業所を、引き継いで丁度1年になる奏介護支援サービスの斎藤社長にお話を伺いました。

 

——介護保険との出会いは何だったのですか?

 齋藤 : 19歳の時に祖父がくも膜下出血で倒れ、要介護の状態になりました。大好きな祖父だったので、介護に参加するようになりました。その時に初めて介護というものを知り、またそうした仕事があることも知りました。

 

——介護保険というと新3Kともいわれる厳しい職場ですが・・・

齋藤 : そうした意識は全くありませんでした。最初は病院系列の事業所のアルバイトをしていたのですが、働いているうちに自然とこの仕事に就きたいを思うようになりました。車いすを押すこと一つをとっても新たな発見があったからです。
 大きな施設に8年程勤めましたが、利用者が1日60人もの施設ですと、いらした方全てに声をかけることが難しいです。自分の思い描く介護サービスを行うには、もっと小規模の事業所がよいと思うようになりました。また、自分事業所を運営したいと思うようにもなってきました。

 

 ——そこで、会社を興した?

 齋藤 : 実は、経営者の方が親の介護に専念したいので、引き継いでくれる方を探しているという話をいただきました。10人規模の小さな事業所ですが、1年間副所長という形で就任し、昨年の4月から、経営者として事業を引継ぎ、開業しました。

 

——当初は大変だったのでは?

齋藤 : すでにある設備が使え、ヘルパーさんなども継続して働いていただけたので、利用者さんも減ることもなく、思ったほどではありませんでした。
 介護保険事業者は法人である必要があるので、株式会社を資本金1円で設立しました。(現在は100万円)

 

——どのような介護サービスを目指していますか?

齋藤 : 利用者さんと接していると、いろいろなことに気づかされます。落し物を拾うこと一つでも、感謝され、役に立っている実感がある。そうしたこと全てが新鮮で楽しいのです。
 利用者さん個々に合わせたサービス提供をしたいので、介護保険に縛られてしまわないようにしていきたいです。

 

——今後の目標などをお聞かせください。

齋藤 : 何年か先に、自分のやりたい介護をできる施設を一から作りたいと思っています。今回の地震でも、独居の方などは、こちらから訪問できるようにもしたいですし、家で一人でいるのが不安ならば、事業所に来ていただいたもよいような、地域に開かれた形を展望しています。
(文責 新美康弘)