対談:「第一経理で仕事をする!?」とは

中途入社の若松さん、新卒入社の鈴木さんに仕事についての向き合い方などを伺いました。

社会保険労務士法人
第一コンサルティング
若松さん2019年中途入社
税理士法人
第一経理
鈴木さん2015年新卒入社

今の仕事を選んだのは「経営者の話を聞きたい!」がきっかけ

  • まずは、どうして今の職種を選んだのかおふたりにお聞きしたいと思います。

    鈴木さんはご両親が会計士と税理士とのことですが、そんな家庭環境が今の仕事につながっているのでしょうか?

    鈴木さん:そうですね、小さいころから両親の姿を見ていたので、私も漠然と「大人になったら会計士か税理士になるのかな?」と思っていました。 大学では経営を学んだんですが、自分はサポート役のほうが向いていると感じて、将来は社長の右腕になれる仕事をしたい!という思いがありました。就活では銀行や保険会社、会計事務所を受けたんですが、そのなかでも第一経理が第一志望でした。実は最初の就活では不採用だったんですが、それをきっかけに本格的に税理士を目指そう!と大学院に進学し、もう一度チャレンジしました。それくらい入社したかったんです(笑)。

    大学院に行って再チャレンジ、すごいですね!
    若松さんは銀行勤務を経て社会保険労務士(社労士)事務所に転職したんですよね。社労士を目指したのは、どんなきっかけがあったのでしょう?

    若松さん:前職では法人渉外を担当していたのですが、訪問先で出会う社長のお人柄や人生観に触れられるのが楽しくて、やりがいのある仕事でした。ただ、銀行はキャリアを積んでも突然配置転換されることがあるので、さみしい仕事だなと思って。そこで、一生モノのスキルを身に着けようと社労士を目指しました。人と人とのつながりなど目に見えない部分が大事になる仕事は面白いと思ったんです。

    おふたりとも、「社長と話したい」というのが大きなモチベーションになっていたんですね。

第一経理に入社して感じた「人のあたたかさ」

  • 税理士・社労士ともに色んな事務所がありますが、その中でなぜ第一経理グループに入社しようと思ったのか聞かせてください。

    鈴木さん:面接をしてくれた方がやさしくて、親身になって話を聞いてくれたんです。他の会計事務所は冷たくて試されているような空気を感じたのですが、第一経理はざっくばらんに接してくれて、それが一番大きかったです。3年間のOJTもとても心強く思いました。

    若松さん:僕は業種未経験で転職活動をして、実は既に他社の内定を貰っていました。ただ、その事務所はなんだか雰囲気がどよーんとしていて(汗)。同時並行で第一コンサルティングも受けていたんですが、労働条件が未経験なのにとても良くて、逆に怪しいな…と思いつつ受けてみました。そのときの面接官が今の上司なんですが、質疑応答というよりは雑談で、「普段から明るい職場なんだろうな」「きっとこの人たちは嘘をつくような人じゃない」と思ったのが、入社を決めた理由です。

    事務所で働く人たちの雰囲気は、自分が長く勤める上でとても大切ですよね!私自身も、面接がとてもフランクで自然と緊張がほぐれたのを覚えています。

  • 実際に働き始めた中で、印象的だったエピソードはありますか?

    鈴木さん:当たり前ですが、「社長と話がしたい!」と思って入社したものの、やっぱり最初は緊張して何も話せませんでした。でも同行してくれた先輩は否定したり叱るのではなく「ここはこうするともっと良くなるよ」と声をかけてくれて。今の私のお客様は入社当初から関わっているところがほとんどですが、当時から今後の関係を見据えてアドバイスしてくれたのがとても嬉しかったです。

    若松さん:僕は就業規則作成のヒアリングが印象的でしたね。先輩に同行して社長との会話を聞いていると、会社の状況や業種によってヒアリングのポイントが異なっていて。ただ形を整えるだけではなく、その会社の未来に向かって活きていく就業規則になるように作っていることを知って、自分もそういう仕事をしたいなと思いました。

  • 入社直後は先輩に同行してお客様を訪問するので、その中でたくさんの発見がありますよね。ところで、慣れない仕事をしているとどうしてもミスをしてしまうこともあると思うのですが、「やらかした!」ってときはありますか?

    若松さん:もう色々やらかしてますね。でも、周りがアドバイスやカバーをしてくれる環境なので、いつも助けられています。今の会社は前職に比べて色んな仕事に挑戦しやすいですね。

    鈴木さん:私も事務作業でミスしたことがあったんですが、そもそも何がいけなかったのかさえわからない状況で…。でも先輩はそこを責めずに「これはこういうものだから次からはこうしよう」とやり方を全部教えてくれて、「だからダメなんだ!」と気づくことができました。入社1〜2年目だと、そもそも何がわからないのかがわからない状況だと思うのですが、そこを責められることなく丁寧に教えてもらえたのはすごい安心感がありました。

    第一経理グループには「失敗を責めない」文化がありますよね。もちろん同じミスを繰り返さないのが大前提ですが、失敗を怯えすぎることなく挑戦できる環境には私も助けられています。

1人でできないことも、グループのつながりで乗り越えられた

  • 第一経理には、税理士の他に社労士、司法書士、行政書士がいますが、他の士業とタッグを組んで成し遂げた仕事はありますか?

    若松さん:僕は入社2年目で初めてM&Aに携わりました。税務、法務、労務の3法人で対応したんですが、税務担当者が窓口となることでスムーズにやりとりできて、お客様から「スピーディーに対応してもらった」と評価していただけたのが嬉しかったです。M&Aはこの時が初めてでプレッシャーを感じましたが、上司がやり方を一つ一つ教えてくれたことで乗り越えられました。自分にとってかなり成長につながる経験でしたね。

    鈴木さん:私は今、新しい法律の施行に伴う会社の組織改変について、司法書士と一緒に取り組んでいます。当初お客様から相談を受けたとき、自分一人では対応しきれないと思ったんですが、代表と上司に相談したらすぐに方向性を示してくれました。第一経理は法人間だけではなく、上下のつながりも強いなと感じています。

    士業の仕事というと、ひとりでなんでもこなすイメージがありますが、第一経理は組織一丸となって対応できる環境が整っていますよね。

自分次第で成長できる環境がある

  • 働きながら資格を取得する人が多くいますが、おふたりは仕事と勉強の両立はどうしていますか?

    鈴木さん:仕事量は決して少なくないですが、自分で仕事のスケジュールを決めることができるので、勉強時間は自分次第で作れます。先輩に相談すれば協力してくれますし、実際に仕事をしながら大学院に通っている先輩も何人かいますね。

    若松さん:僕も、休日と平日のメリハリはすごくついているかなと思います。有給もしっかりとれるので、社労士法人としては自信をもってお客様にも有給取得を提案できます。もちろん繁忙期はありますが、自分でスケジュールを立てて仕事と勉強を両立しています。

    自己成長に取り組むことに対するサポートは充実していますよね。社内研修も多くのカリキュラムがありますし、外部研修への参加も歓迎していますよね。

  • 最後になりますが、おふたりは今後、どんなことにチャレンジしたいですか?

    鈴木さん:私は、今よりも規模の大きいお客様の担当に挑戦したいです。課題は知識量ですね。組織が大きいとお客様からの相談内容も幅が広がるので、ひとつ判断を間違えると大きな影響が出てしまう。そういう相談に対応できる知識を身に着けたいなと思っています。

    若松さん:僕は、今取り組んでいる仕事のクオリティを毎日少しずつでもあげていけるようになりたいです。いま入社して3年目ですが、これから後輩ができたときに、自分がしたミスを起こさせない、というのが向こう何年かの目標ですね。

    おふたりとも、ありがとうございました!

ベテラン社員の司法書士の後藤さん、中小企業診断士の請園さんに仕事についての向き合い方などを伺いました。

司法書士法人
第一法務
後藤さん2005年中途入社
税理士法人
第一経理
請園さん2009年新卒入社