03 門脇建設工業株式会社
代表取締役 駒 順一様
門脇建設工業株式会社

会社の安定、そして成長へ
第一経理の未来をかたち作る力

門脇建設工業株式会社

埼玉県春日部市に所在する門脇建設工業株式会社は昭和57年創業、今年で38年目となる土木工事を主とした建設会社です。土木工事とはどんなお仕事ですか?と聞かれたとき、「地面から下を工事する仕事です」とお答えするとイメージしやすいようです。外構工事や公共土木工事、一般道路舗装工事などを請け負っています。

前社長(現会長)と知り合ったのは、私の前職でのこと。当時、ある現場で門脇建設の前社長とご一緒する機会があったのです。就職したばかりの私を可愛がりよく飲みに連れて行ってくださいました。その後転職をし、門脇建設に営業に訪れたのがきっかけとなり、前社長とはご縁があったのでしょうか、平成10年に入社することになりました。

同族外での事業承継から
社長教育、財務管理まで
第一経理のサポートとともに

入社後は現場管理として勤務していましたが、取締役に任命された頃から「駒、次はお前だぞ」と言われ、いつかは経営に携わることになるのかもしれないという予感がありました。でも、そのための準備を本格的に始めたのは専務になってからのことでした。

第一経理と弊社のお付き合いは、前社長が創業した頃にさかのぼるそうです。私が入社してからも、毎月来社される方がいるな、ということは知っていましたが、私は工事現場に出ていることが多く、お話しをする機会はありませんでした。第一経理の存在をはっきりと認識しはじめたのは、専務になったときから。社長教育が始まり、マンツーマンでのレクチャーやセミナー参加など、サポート体制を作っていただきました。

平成30年、事業承継し社長に就任しました。同族外の承継については、前社長も悩んでいたようです。なぜ私を指名したのか真意はわかりませんが、意見を求められたら自分の言葉で伝える、私の率直さを認めてくれたのだと思っています。よく引受けましたね、と周囲からは言われます。もちろん自分に務まる自信はありませんでしたが、私が社長にならなければ、自分の職場を失うことになる。それは絶対に避けたかった。社員のみんなのためにも引き受けるべきだと思いました。

門脇建設工業株式会社

現在、弊社のご担当は新井さん。社長に就任して以来、月に1度来社されアドバイスしてくれますが、私も財務についての理解を深めなければと思うようになりました。そんな矢先、新井さんとともに経営者向けのセミナーに参加する機会を得ました。私の会社への思い、それはまず財務基盤の安定を図り、さらに新しいことにチャレンジしていきたいというものです。会社への夢やヴィジョンを棚卸し、中長期計画を立てるという、実践的なセミナーでした。終了後、新井さんは、現在の会社の姿と私の夢との「距離」を指摘してくれました。その後は、3か月に1度、新井さんと中小企業診断士の方と話し合い、アドバイスを受けています。財務をベースに、会社を成長させていくための課題を洗い出し、解決までの道筋を一緒に考えてくれる、第一経理のサポート力にこれからも期待しています。

会社を安定させ、さらに発展させていくという夢の実現のためには、まず足元を固めることからと肝に銘じています。今の課題は、次期幹部候補をどうやって育てていくかということです。人材問題は業界全体が抱えている課題でもありますが、私が社長になったように、責任と夢を一緒に背負ってくれる次世代の人が現れてくれることを願っています。

社長の思いを実現するために
第一経理だからできることを提供する
門脇建設工業株式会社
税理士法人 第一経理
相続・資産税事業部 新井 裕司/税理士

駒社長とは、社長就任の準備をされるころからのお付き合いとなります。外部の事業承継はなかなか難しいものですが、スムーズに新社長へ移行できるようにお手伝いしました。社長就任後、共に参加させていただいた集中セミナーで、駒社長の頭の中を整理し、思いを言語化、数量化してもらいました。まずは利益率の向上を図り、事業の見直しを含め検討していく必要があると考えており、3か月に1度、第一経理の中小企業診断士とともにサポートしています。具体的には、1年、3年、5年の経営計画を作成し、駒社長の夢の実現に向けてのアドバイスをさせていただいております。また、第一経理の埼玉事務所では建設業のクライアントが多く、そこからの情報提供も大切なサービスです。東京オリンピックの延期に伴い、建設業界にも大きな波が忍び寄ってきています。業界動向をフィードバックすることができるのも、第一経理の強みだと思います。

門脇建設工業株式会社

埼玉県春日部市、アーバンパークライン線藤の牛島駅から徒歩圏内に本社を構える門脇建設工業株式会社。大手ゼネコンで土木工事に携わっていた創業者から、2代目社長として承継された駒社長が、30人の社員を率いる。外構工事/舗装工事/土木工事などの各種工事に携わってきており、数々の経験で培ったノウハウを用い、様々なプロジェクトへ参加してきた技術力には自信がある。「うちの社員の高い技術力、総合力ではどこにも負けない」と駒社長は胸を張る。

https://www.kadowaki-c.co.jp/

門脇建設工業株式会社
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第一経理のMAS監査とは?

MAS監査とは経営「課題」を抽出し、
「問題」を解決し続けること
お客様を「あるべき姿」さらには「ありたい姿」へと導くために。

「MAS監査」とは中小企業が目標達成できる経営体質を構築するために、経営計画を基軸とした経営サイクルの確立と運営を支援するサービスです。
第一経理のMAS監査では、社長が描く5年後の「ありたい姿」を実現するための課題の抽出、その課題解決に向けての仕組みづくりをサポートさせていただきます。

経営計画を基軸とした経営サイクルの確立と運営を支援/現状→あるべき姿:身近にある問題 例えば、残業を減らす。解決へ向けてのPDCA→ありたい姿:会社全体に関わる課題 例えば、売上目標150%。解決へ向けてのPDCA
PDCAサイクル:PLAN 計画/DO 実行/CHECK 検証/ACTION 改善
目標
将来のリスクの把握、問題課題の絞り込み。決算評価などから現状を正確に把握し、具体的な「数値目標」を掲げる。
中期経営計画
会社の未来を実現するための中期の「経営計画書」をまとめ、「数値計画」、「行動計画」を立てる。
単年度経営計画
年毎の目標を達成するための、毎月のアクションプラン、月別数値目標計画書を作成し実行に移す。
毎月の経営会議目標管理
毎月の先見経営会議で「数値計画」、「行動計画」に対する現状の差異を分析。その問題課題を明らかにして、解決するためのアクションプランを練り直す。